タイと日本の架け橋として活躍したい。
P.Supataravanich
タイ
PRODUCTS(BANGKOK) /2013年入社
ASEANを舞台に広告分野で総合的な事業展開をするプロダクツバンコク。プロジェクトマネージャーとしてPrompohnさんが係わる「瞬間」の感動を作る仕事とは?
仕事内容について教えてください。
2013年6月より新会社の設立にむけた通訳や翻訳などのサポートをメインに業務を行っていました。同時に日本人上司が企画や実務を進めていく上で、アシスタントとしてもサポートする機会も増えていきました。私は、過去にプロモーションやイベントの業界はまったく経験がありませんでしたが、実務を行いながら、上司に教えていただいたり、自習などをして、学び始めました。
そこから一年間が経ち、2014年8月にプロダクツバンコクが設立されたタイミングで正社員になることに決めました。
現在は、プロジェクトマネージャーとして、社内・外の日本人とタイ人のコミュニケーションのサポートをしながら、企画・設計から納品まで一連の行程で品質・制作管理を行っています。
仕事のやりがい(難しさや喜び)について教えて下さい。
イベントやプロモーション領域の仕事の難しさは、「その瞬間・その場所」が納品物になることです。何ヶ月もかけて計画してきたことも、その本番に失敗したら2回目のチャンスはないですし、事前に出した広告を見て、来場されたお客様の期待に応え、楽しんでもらい、いつまでも心に残る感動を作る舞台でなければなりません。
私は、そのライブ感にすごくやりがいを感じています。また常にディテールや達成内容も変わっていきますので、いつも新しいチャレンジがあります。仕事を通じて、問題解決、交渉、関係者とのコミュニケーションの仕方など、いろいろなスキルを身につけ、昨日よりもっと立派な社会人になれたらと思います。
<仕事をする上で、大事にしていることは何ですか?>
社員(日本人ータイ人)のみんなが分かり合って仕事をすることです。普段、日本人ータイ人は英語ベースで仕事をしていますが、言語の壁や文化の違い、そして仕事のやり方など様々な原因でミスコミュニケーションが発生します。そういう状況を最低限に抑えるために、私は真ん中に立ち、お互いの母国語で話すことを心がけています。少しでも会社のみんながお互いのことをより理解し合え、より仲良く一緒に働けるために日々努力しています。
プロダクツバンコクに入社しようと思ったのはなぜですか? また、入社して良かったと思えることは何ですか?
<入社しようと思った理由>
タイで初めての日系の総合制作事業会社だからです。BTL領域に限定された業務にとどまらず、「新しいこと」を自分たちで作っていけること、タイの会社にはない独自の品質(日本クオリティ)を売りにプロモーションを作り上げることが魅力的でした。
<入社して良かったと思えること>
毎日、新しいことが学べることです。たとえば、通訳はシーンに合わせていろいろなスタイルがあると入社してから分かりました。単純に言われたことをそのまま翻訳する時もあれば、ビジネス交渉で相手の雰囲気を分析しながら、話すニュアンスを変えていく時もあります。私は、通訳として話す人の「言葉」だけを伝えるのではなく、「気持ち」を伝えることも大事にしています。
将来の夢や目標について教えてください。
日本には6年近く住んでいたので、母国に似たような存在です。大学時代から、タイー日本のために何か貢献できる仕事をしたいという気持ちは今でも変わっていません。将来も今のようにタイ人ー日本人の架け橋として活躍していきたいと思います。
後輩へのメッセージ
It's ok not to know what you love to do right away. Try doing many different things and slowly you will start to figure it out. With trial and error you will learn more about who you really are, and become a stronger and wiser you. Be positive and always believe in yourself !