「外国人だから」で甘えることはしない
Feng Wei
中国
ヒューマンリソシア / 経営戦略室 / キャリアコンサルタント / 2005年入社
教育事業をバックボーンに事業展開している人材会社「ヒューマンリソシア」。
積極的にグローバル展開をしていること、教育・人に力を入れていることに興味を持ち入社を決意した、
豊さんにインタビューしました!
仕事内容について教えてください。
2005年4月入社し、1年目は人材紹介営業を担当しました。その後2年目の2006年、1年間上海法人で法人営業をしていました。帰任後2007年より海外よりエンジニアの受入採用をしながら、日本国内外問わず、外国人を求める企業様とグローバルに活躍したい外国人求職者の支援業務を担当しました。昨年4月より、在日留学生の就職支援、外国人社員の自社採用募集業務を担当しています。人材業界の業務というのは、企業様にとって、経営まで影響する課題で、求職者の方にとっては、人生に係ることになります。常に双方のニーズを親身に理解、把握し、相手の立場で的確にサポートすることを心掛けています。
< 仕事をする上で、大事にしていることは何ですか? >
自分が外国人であることを常に意識しないことを心掛けています。外国人だから言葉に多少の壁ある、外国人だからこの日本的な商習慣が知らなかった、等。「外国人だから」という一言で、たまには甘えてしまう自分がいるかもしれません。そうではなくて、業務を遂行することは国籍、国境は関係ありません。日本人と同じラインで遜色なくこなしていきます。
仕事のやりがい(難しさや喜び)について教えて下さい。
入社以来、様々な業務で様々な経験をして、苦い思いも甘い思いもたくさんありました。初成約は上司や先輩のサポートがあり、1か月がかりの結果となり、企業様からはぴったりの人材を紹介してくれたと評価され、求職者の方からはイメージと合った企業へ入社でき、ありがとうと感謝の言葉を頂きました。人材事業は無形商材をサービス提供している面、双方への対応も通常より2倍の労力がかかります。その2倍の労力をかかった分、成約できた時に2倍の喜び、2倍の達成感が味わうことができます。また、私個人にとっては様々な企業、 様々なバックグランドをお持ちの方々と接することができ、プラスにもマイナスにも色んな刺激を受けられることが楽しく感じています。
< 外国人社員ならではのやりがいはありますか? >
外国人であることで、お客様との話題がそこからスタートすることはよくあります。入社当時に言葉の壁を強く感じた時期でもあり、海外の話等で会話が弾み、商談がスムーズに進めたことは結構ありました。特に外資系企業やグローバルな人材を相手にする時には、お互いのグローバル経験により、理解し合えたお付き合いができ、外国人ならではの感覚でより質も高いサービスを提供することができています。
ヒューマンリソシアに入社しようと思ったのはなぜですか?
大学では教育学を専攻していたこともあり、就職活動は教育や人材に係るところを中心にしていました。その中で、教育事業をバックボーンに事業展開している人材会社に出会いました。それが現在勤務しているヒューマンリソシア㈱です。育成型の人材ビジネス、また、積極的にグローバル展開しているところに魅力を感じて、入社を決意しました。
将来の夢や目標について教えてください。
大きな夢は、正直語れるような立場ではないかもしれませんが、任された業務をプラスアルファ―でこなす、人の役に立ち、会社及び社会貢献をすることにより自分の存在価値を示す、個人的には、ワークライフバランスの取れた生活を送りたいと思っています。素朴な夢です。
後輩へのメッセージ
留学生の多くは学生時代が日本人学生より長くなりがちで、出遅れ傾向になります。また、ネイティブ者よりはどうしても語学的にも勝てない部分はあります。だからこそ人より何倍も努力が必要になります。かといって、自分を見失わず、自分らしさ、あなたしか持っていないモノを大切にしてほしいです。何よりバランスよく自信を持つことが大事です。